ご挨拶

北海道経済連合会 会長 北海道経済連合会
会長 近藤 龍夫

我々の北海道は、開道150年の歴史を振り返りますと、その時々の国の政策に従って自らの振る舞いを決めざるを得ない時期が続いてきました。このことによって、北海道は、日本に役立つ地域としての役割を果たしてきたわけですが、同時に、我々の中に、知らず知らずのうちに、国への「依存心」という山も築いてきたことは、否めません。

しかし、ご承知のとおり、ここへ来て我が国の社会・経済状況は大きく様変わりし、じっと待っていれば良くなるということは、何一つとしてありません。また、国に対して「北海道を特別扱いして下さい」と言っても、「はいわかりました」と通用する時代でも勿論ありません。かつてのように、誰かが何かをしてくれるという時代はすでに終わり、今や自らの力・努力によって健全な姿を勝ち取っていかなければならない、そんな時代に入ったと言えます。

また、現下の経済情勢は、今や様々な分野で、グローバル化が進展し、エネルギー資源をはじめ、人・モノ・金・情報の果てまで全てが国際的な市場原理に基づき、世界中を自由に移動することとなり、経済競争は、かつて我々が経験したことの無いレベルで、その大きさと複雑さを増してきております。

そして中でも、世界的なエネルギー問題、人口増加や水不足に伴う食料問題、そして地球環境問題は、今後益々、我が国の社会・経済活動に大きく影響を及ぼし、我々の身近なところにまで迫ってくる重要な課題となっております。

しかし、我々は、こうした状況をむしろチャンスと捉え、北海道の持つ豊かな自然や食材など、様々な資源、特性、技術、人材などの優位性を活かし、さらには、まだ残されている、潜在しているいくつもの北海道の持つ力を取り込み、我が国の将来に係る課題解決に貢献していく、という視点に立って取り組んでいくことが重要と考えております。

北海道経済発展の主役は、事業者である皆様でありますが、私ども道経連は、皆様方のご意見、ご要望を十分にお伺いし、努力する人が報われる環境作りをお手伝いしていく所存であります。

会員の皆様の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げますとともに、当会の活動にご賛同いただける企業・団体の方々のご入会を心よりお待ちしております。

会長コメント 

総会コメント 第36回定時総会 ご挨拶 (2010/06/10)

年頭コメント 年頭にあたって (2010/01/04)