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2025年7月30日

「北海道松前沖」及び「北海道檜山沖」の
再エネ海域利用法に基づく促進区域の指定に関する道経連会長コメント

北海道経済連合会
会長 藤井 裕

  本日の再エネ海域利用法に基づく道内2地点の促進区域は、道内初の指定であり、洋上風力発電の本格導入に向けた大きな一歩と受け止めている。

 北海道の経済成長と脱炭素化の同時達成には、再生可能エネルギーや原子力などの脱炭素電源を最大限活用していく必要があり、洋上風力発電の導入拡大は、北海道の再生可能エネルギーのポテンシャルを活かす好機であるとともに、道内のGX(グリーントランスフォーメーション)推進やゼロカーボン北海道の実現に貢献するものと考えている。

 今後、公募占用指針の策定、基地港湾の選定、当該促進区域内海域における事業者の公募など、洋上風力発電の建設・稼働に向けた動きが進むと考えているが、幅広い分野で道内企業が参画し、新たな産業基盤が形成されることにより、北海道経済の発展に寄与していくことを期待したい。

                                        以 上