2026年1月16日
近藤龍夫 名誉会長の逝去に伴う道経連会長コメント
北海道経済連合会
会長 藤井 裕
当会名誉会長 近藤龍夫氏(享年80歳)は、去る2025年11月28日に逝去されました。
同氏は、北海道大学工学部電気工学科を卒業後、1969年に北海道電力株式会社に入社され、同社取締役社長、取締役会長を経て、2008年に当会第7代会長に就任。2014年からは当会名誉会長に就任されておりました。
当会会長在任中は、リーマンショックや政権交代、さらには東日本大震災の発生など、わが国経済が大変厳しい局面にあった時期でした。そのような中にあっても、当時の主要施策である地域主権型社会の実現を通じた本道経済の成長を目指し、精力的に活動をされました。
特に、食料資源のさらなる活用と観光・ものづくり産業等との連携による食の総合産業化の確立を目指す「食クラスター」の重要性を提唱され、「食クラスター連携協議体」を発足、2011年には国から「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区」として指定を受けるに至りました。2012年には(一社)北海道食産業総合振興機構(フード特区機構)を設立し理事長に就任されるなど、本道食産業の発展に大きく寄与されました。
また、産業と雇用の一体的な発展を目指し、全国で2例目となる経営者協会との合併を実現されるなど、北海道の産業基盤強化にも多大な功績を残されました。
同氏の信念を端的に示すのが、「道経連活動のベースは道内各地域の現場」との考えのもと、地域、企業・団体の積極的な訪問でした。現場を直接見て、聞いて、学ばれ「食のトータルコーディネーター」(ご本人談)として尽力される姿に、多くの関係者が深い感銘を受けました。その真摯な姿勢と卓越した行動力は、当会の大きな支えでありました。
これまでの貢献に深く感謝申し上げますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
以 上
